抜け毛で悩んでいるのは男性ばかりではありません。
女性も髪の毛のボリューム不足や出産による抜け毛で悩んでいる方が実は多いのです。
最近女性の社会進出は目覚しいものがありますが、それに伴って、冷え性で悩んだり、ストレスや食生活の悪化、深夜型の生活などなど、お肌と髪の毛に悪い影響を与えることが多くなってきました。
このような状況が続くと、細胞の老化や血流が悪化して、毛包が弱ってきてしまいます。
女性だからといって、抜け毛は関係が無いと思っていてはいけません。
女性特有の抜け毛としては、瀰漫性脱毛症や分娩後脱毛症、牽引性脱毛症、女子男性型脱毛症などの脱毛症があります。
特に瀰漫性脱毛症が多いと考えられます。
瀰漫性脱毛症は、髪の毛の全体に影響が及ぶ脱毛症です。
男性型脱毛症のように、生え際が徐々に後退していくのではなく、髪の毛全体のボリュームが失われていきます。
30代以降の女性が悩む脱毛症ですが、最近では20代から症状がみられるようになる例も多くなってきました。
この瀰漫性脱毛症の原因としては、無理なダイエットやヘアケアのやりすぎが考えられます。
女性の抜け毛対策としては、食生活の改善と生活習慣の改善が基本になります。
食事は肉中心の食事から魚や野菜中心の食事内容に変えます。
ビタミンA、ナイアシン(ビタミンB3)、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンEなどのビタミンをたっぷり摂りましょう。
といえてもなかなか難しいものがあるので、サプリも利用して、効率的に必要な栄養分を補給しましょう。
特に亜鉛は育毛に必要な成分です。亜鉛を積極的にとるようにしましょう。
また、適度な運動で血流を良くすることも大切です。
髪の毛に血液を流して必要な栄養を送り込みます。